親子の社会関係資本と子どもの心身の状態の関連性解明

大田 千晴

東北大学 大学院医学系研究科

教授

皆さんは、ストレスを感じたとき、胸がどきどきしたり、眠れなくなったり、食欲がなくなったり(逆に増したり)した経験はありませんか。

私たちのチームでは、お子さんたちが日々どんなことにストレスを感じ、どのように体の反応として表れるのかを、心電図、睡眠の質、食事、髪の毛の中の“ストレスホルモン”の量など、いろいろな角度から調査します。

また、そんな体の反応が、自分を支えてくれる人々との出会いや、日々の出来事の中でどう変わっていくのかについても研究し、子どもたちが幸せに生きるために何ができるのか、皆さんと一緒に考えていきます。