
菊知 充
金沢大学 医薬保健研究域医学系
教授
2027年3月末までに、成人および、子どもの両方において、心の健康に影響力の強い社会関係資本指標を提案(主観的孤独尺度が有力候補)する。平行して幼少期の子どもの発達特性と、その後の学校生活の縦断調査により、社会的不適応をひきおこす個性と環境要因の関係を紐解く。
上記の2つの調査により、社会関係資本指標(主観的孤独尺度が有力候補)が向上するような地域介入、学校介入、個別介入の方法を提案する。
研究を継続できる場合、2027年4月からは、小規模検証実験を地域や学校で行い、その効果を検証しながら、介入方法の効果を高めていく。その結果、2032年までに能登の被災エリアにおける成人、子どもの社会的を改善させ、社会関係資本指標(主観的孤独尺度のが現在の候補)の向上を図る。
