SNSを利用した社会関係資本の可視化

渡邊 淳司

NTT株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所

上席特別研究員

からだやこころの状態は、テクノロジーにより測定・把握できるようになりましたが、社会的つながり(人間関係)を正確に俯瞰して捉えることは簡単ではありません。

本研究課題では、第三者含む子育ちに関わる協働体においてSNS等で行われるコミュニケーションから、協働体の人々のプライバシーを守りながら、社会関係性を可視化し、その関わりを証明・開示するシステムに関する研究開発を行います。実装では、PIが所属するNTTの研究所が進めてきた「社会関係性プラットフォーム」の研究を、子育ちに援用します。また、協働体の人々がウェルビーイングに関わるためのプロセスをウェルビーイング促進の国際標準ISO25554に基づいて検討します。